天照大神が天孫降臨で下したとされる「天壌無窮の神勅」では、この国を「葦原の千五百秋の瑞穂の国」と呼んでいます。「千五百秋」は単に長い時間を表しているのかもしれませんが、実数と考えることも出来ます。
その場合、神武東征までの年数とされる「179万2470余歳」との関係が問題になります。この年数はあまりに過大ですので、179と247の二つの年数を取り出して考えてみます。
綏靖から開化までの「欠史八代」の平均在位年数がほぼ60年であることを考慮すると、179は3代、247は4代に近い年数です。従って天孫降臨の年代は紀元前667年から数えて179年遡った紀元前845年と考えられます。(あくまで日本書紀の中の話です)247年遡った紀元前913年は幻に終わった天子降臨の年代かもしれません。
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