最近、若い頃に読んだ秋山さと子の本を読み直しています。「ユングの心理学」という本の最後で彼女は子どもと老人の問題を書いていますが、特に老人の問題は今の私に身近です。

人間の平均寿命がのび、老人の数は増えつつあるのに、ユングの考えていたような理想的な老人像、威厳もあり、しかも慈愛に満ちたオールド・ワイズ・マンやグレート・マザーのイメージは、そこにはまったく見られない。人々は老人を厄介者として扱い、能率主義の現代では、本来はとっくに捨てられている存在であるのに、お情けで面倒を見てやるものと考えている。

老人になりたがらなかった三島由紀夫の問題にもつながりますが、やはり老いの問題は難しいです。
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