秋山さと子氏は『夢診断』という本で海幸彦と山幸彦の神話を取り上げ、次のように書いています。

ある日、いつも山で狩りをしていた山幸彦が兄の海幸彦と仕事をとりかえて魚を釣りに行き、釣針を失くしてしまう。そして、海の底まで探しにいき、そこで海神の娘の豊玉姫とめぐり会って、姫と宝物をもらい受けて帰り、日本の国を開いたという。

秋山氏はここで山幸彦と神武天皇を混同しているようです。これは二人が祖父と孫の関係にあり、どちらも「彦火火出見」という同じ名前を持つからでしょう。歴史学者の中には二人が同じ名前を持つのはもともと同一人物だったからだと説く人もあり、その学説の影響かもしれません。
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