宝田明の遺作となった「世の中にたえて桜のなかりせば」で、彼が共演した岩本蓮加を「大女優の片鱗がある」と言っていたそうです。果たしてこれは誉め言葉なのでしょうか。
「悉有仏性」と言われ、我々は誰でも仏になれる存在だと言われていますが、実際に誰もが仏になれるわけではありません。
そもそも誰もが仏にならなければならないというわけではない。芥川龍之介の『杜子春』を思い出しますが、杜子春は結局仙人になることを諦めます。仙人と仏が同じというわけでもないのですが。
大日本帝国の例でも分かるように「大」をつけるのは自分だという説もあります。大と小は相対的なものであり、小がなければ大も無いことになります。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m