私は学生時代に浪人、留年、休学を繰り返し、1990年に漸く大学を卒業しました。それからほぼ30年、ちょうど平成の元号に等しい期間です。
その間、仕事をしたのは半分の15年ほどです。最初の数年は母親が命ずるままに会計事務所に務めましたが、どこも長続きはしませんでした。手芸会社でシステム部署に配属され、そこも1年ほどで辞めましたが、派遣会社でコンピュータシステムの仕事をするようになりました。派遣先は長くても2年以下でしたが、ともかく2009年のリーマンショックまで続きました。
その後は多少の蓄えが出来たこともあり、もともと文系に行かされた(という意識)ことを根に持っていたので、数学や天文学の検定は受けましたが、ほぼ仕事はしなくなりました。2012年ごろに4か月ほどシステムの仕事をしただけです。2015年ごろに派遣会社も登録を辞めました。そのとき電話で大声で怒鳴って腹を壊し、翌日に救急車を呼ぶ始末でした。幸い大事には至りませんでした。
引きこもっているうちに、自分が理系に情熱を持っていたわけではないことが分かり、このブログを始めたり、ウィキペディアの編集をするようになりました。そもそも「良い大学」に行きたかったのは私の父と母であって、私は洗脳されていただけです。
私は幼い頃、近所で工事をしている人を見て「僕もああやって一日穴堀りをしていたい」と母に言ったことがありました。母は「あんたは頑丈じゃないから出来ないよ」と言ったものです。
ビートたけしが言っていたように、今の学校教育はおかしいかもしれません。夢を持てとか、自分にしか出来ないことを探せとか囃し立てますが、ほとんどの人はただ食うために生きているのではないでしょうか。
コリン・ウィルソンの本によく出てくる「支配的5パーセント」という考え方があります。5パーセントと残り95パーセントの人間は本質的に違うという考えです。5パーセントの人間は必ずしも社会的に成功しているわけではなく、要するに「普通には生きられない人々」のようです。この考えが正しいのか、自分がそれに属するのか、私には判断がつきません。
今はそんなことを考えながら動いています。
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