体調のほうは多分、問題なくなりました。久しぶりに市民病院に行ったので、この機会に精神科を受診したいと思いましたが、なんとカウンセリングも含めて、精神医療は一切行なっていないと言われて驚いてしまいました。実は予想していた通りで、本当に驚いたわけではありませんが。
佐藤あつ子(敦子)さんの『昭・田中角栄と生きた女』で、自殺未遂を繰り返す敦子さんを父の角栄が見かねて「敦子を精神科で見てもらってくれ」と朝賀昭に命じる場面があります。敦子さんは朝賀氏を「お兄ちゃん」と呼んで慕っていました。(もちろん実の兄ではありませんが)朝賀氏は行き先を告げずに敦子を車に乗せて病院に連れてゆきますが、そこが精神科であると知った敦子さんは、こう言いました。

「お兄ちゃん、これはないよ」

朝賀氏はこう答えました。

「だよな」

二人は病院の門に入らずに引き返しました。朝賀氏から報告を受けた角栄も昭子さんも、何も言わなかったそうです。
精神医療には微妙な問題があり、特に田舎では偏見が強いことは確かです。私も病院に電話している時、「その方は何歳ですか?」と訊かれました。まさか本人が望んで精神科を受診したいなど、有り得ないという感じなのです。その病院で対応しているのは「子供のこころの健康」だけということでした。
しかし私に言わせれば、大人でも多くの人(あるいは、すべての人)は精神的に不健全です。特に私の住んでいる地方は昔から「管理教育」で有名だったところで、地方全体の雰囲気が軍隊を思わせる異様なものです。これは私の母が口を開けばこの地方の悪口を言っていた影響があるかもしれませんが、母の気持ちも分かります。
このまま普通を装おって求職をしてよいのか、全く分からないところです。
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