2020年05月

学校の世界史の授業では「アメリカ独立戦争」を教えますが、これは必ずしも正しい表現ではありません。少なくとも始まりの段階では戦争ではなく、イギリス帝国に対する反乱でした。ジョージ・ワシントンも当初は反乱の指導者であり、ジョージ・ブッシュ・ジュニアの言葉を借りれば「テロリスト」でありました。
現代のアメリカ帝国は独立の精神を忘れ、かつてのイギリス帝国以上に醜悪な存在と化しています。日本国に名ばかりの独立を与えて事実上の植民地支配を続け、日本国民をマインド・コントロールしながら、吸血鬼のように搾取を行なっています。
1932年に満州事変によって成立した満州国は「五族協和」のスローガンとは裏腹に大日本帝国の属国であり、自力で日本の関東軍を排除することが出来ないまま、最後はソ連軍の侵入で滅び、中国に併合されました。戦後の日本国は満州国にとてもよく似ています。日本は満州と同じ末路を辿ってよいのでしょうか。
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第1次安倍内閣で農林水産大臣を務めた松岡利勝が疑惑を追及され、自殺した事件がありました。現職の閣僚の自殺は阿南惟幾陸軍大臣以来のことでした。阿南の場合は敗戦、大日本帝国の終焉という異常事態の中であり、同列に論じるべきかどうかは難しいです。
安倍晋三の自殺は有り得るだろうか。ヒットラーも最後は自殺したな。総理大臣の自殺は史上初になるのか?・・などと考えるうちに、そもそも「自殺」と「自然死」の間に本質的な違いはあるのだろうかと思い至りました。三島由紀夫はこの問題を「葉隠入門」で深く考察しています。人は自らの意志で誕生するわけではない以上、死も自ら選ぶことはできないのかもしれません。
「自」という漢字はミズカラとも読み、オノズカラとも読みます。森三樹三郎が書いていましたが、中国人はこの二つを区別してはいないそうです。訓読みだから当然なのですが。
安倍晋三は母方の祖父である岸信介のことばかり口にしますが、父方の祖父である安倍寛は反戦の政治家であり、なかなか興味深い人物のようです。
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検察庁法の問題を契機に、安倍政権打倒の輪がかつてない広がりを見せています。
週刊文春は「黒川検事長「定年延長」の裏に森友事件潰しが」と題する記事を載せています。

なぜこれほど反対の声が広がるのか? それはこの法案が、高齢化社会の中で誰もが反対しない「単なる定年引き上げ」に見せかけながら、裏には政権による「検察支配」の意図が見えるからだ。・・有名なリンカーンの演説「人民の、人民による、人民のための政治」をもじって言うなら、検察庁法改正案はまさに「安倍首相の、安倍首相による、検察支配のための法案」である。

検察OBたちも立ち上がりました。安倍晋三はまさに「朕は国家なり」と言ったルイ14世と同じ考えを持つ中世の亡霊です。
みんなで安倍晋三を刑務所に送りましょう。
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かつて後藤田正晴は「安倍晋三は、絶対に総理にしてはいけない男だ」と発言したと言われています。多くの日本国民も、ようやく彼の異常さ、危険さに気付き始めています。
新型コロナでデモや集会がしにくいのを良いことに、自分が過去に犯した多くの罪で逮捕されないための法律を通そうとしています。
三権分立は人類の知恵であり、権力は必ず腐敗する悪だという認識に基づいています。安倍晋三はかつて「私は立法府の長である」「私は森羅万象を担当する」などと発言したことから分かるように、自分を宇宙の支配者と思っているようです。実際には戦後の日本はアメリカの属国であり、彼には何の権力も無いのですが。
自民党にはネット工作部隊があり、偽りのネット世論を形成する役割を果たしています。彼らに騙されず、今の総理大臣の異常性を直視する必要があると思われます。
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新型コロナの危機は長期化しています。ようやく安倍政権の異常さに多くの国民が気付き始めているようです。
第三次世界大戦を起こして多くの人類を殺し、自分たちの支配する世界を作ろうとする一部の人間の野望はヒラリー・クリントンの落選、トランプ大統領の当選で挫折したように見えました。トランプはプーチンと共に第三次世界大戦を阻止したからです。しかし彼らは別の手段を実行に移しました。それが新型コロナウイルスだったと思われます。
危機が長期化すると、また別の危機が起こるリスクも高まります。例えば巨大地震と大津波が発生し、フクシマ以上の核被害が出ることです。もともと日本列島で原発を推進するのは狂気以外の何物でもありません。
日本国憲法はアメリカに押しつけられた憲法には違いありませんが、人類の高い理想に合致する憲法でもあります。私としては問題が多い第9条の第2項を廃止し、第1項だけを残せばよいように思います。
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