平成上皇は以前、平安遷都で有名な桓武天皇の母・高野新笠の祖先が百済の武寧王であることに韓国とのゆかりを感じると述べていましたが、『続日本紀』を読むと武寧王の祖先が都慕王、即ち高句麗の初代・東明聖王(朱蒙)であること、母(柳花夫人)が日光に感精して朱蒙が生まれたという有名な朝鮮神話も載っています。
更に興味深いのは『日本書紀』で、668年の高句麗滅亡を伝える記事でも仲牟王(朱蒙)とその母に言及し、滅亡が建国からちょうど700年目であったと記し、建国の年まで明らかにしています。これは西暦紀元前32年となり、朝鮮の史書『三国史記』が伝える高句麗建国の年(紀元前37年)と僅か5年の違いです。古代にもっと交流が多かったと思われる百済や新羅、任那にもこのような記事はありません。
端的に言えば、高天ヶ原とはおそらく古代の高句麗であり、天照大神とは朱蒙ではないかと思われます。高句麗史は朝鮮史か中国史か?という馬鹿馬鹿しい論争がありますが、高句麗は高句麗でよいでしょう。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
更に興味深いのは『日本書紀』で、668年の高句麗滅亡を伝える記事でも仲牟王(朱蒙)とその母に言及し、滅亡が建国からちょうど700年目であったと記し、建国の年まで明らかにしています。これは西暦紀元前32年となり、朝鮮の史書『三国史記』が伝える高句麗建国の年(紀元前37年)と僅か5年の違いです。古代にもっと交流が多かったと思われる百済や新羅、任那にもこのような記事はありません。
端的に言えば、高天ヶ原とはおそらく古代の高句麗であり、天照大神とは朱蒙ではないかと思われます。高句麗史は朝鮮史か中国史か?という馬鹿馬鹿しい論争がありますが、高句麗は高句麗でよいでしょう。
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コメント一覧 (4)
① 事件を牽引した内務省や検察、といった国家と警察は、大本に対する二度にわたる警告でも明らかなように、「世の立替え立直しは、祭政一致・神政復古・世界と日本の改造・世界動乱・国難到来・綾部遷都・世界大家族主義・私有財産の否認・貨幣制度の廃止などの文辞を掲げて、近く社会国家に大変動あり、人類は絶滅の危機に瀕し、国家の根本的変革必然を説き・・・」社会の治安維持に多大の悪影響を及ぼす宗教類似団体こそ大本であるという判断がありました。
②当時の日本国政府が最も危惧していたことは、国際情勢の中での日本の孤立化、ということでした。国内の社会動乱を導くかも知れない危機は、中国大陸に進出し獲得した権益が損なわれることから導かれる経済的孤立化でした。
大正3年からヨーロッパを主戦場として始まった第一次世界に対しても、中国大陸での日本国の権益保護と拡大のために、表面的に対米、対英の「協調」政策を採用していたのです。
対米英協調政策の破綻こそが当時の政府と経済界にとって死活問題だったのです。
案の定、大戦中は中国大陸での既得権の擁護と拡大に熱心な日本を見逃していた米英は、終戦と同時に、中国内の反日運動を支援しかつ日本に対抗する大陸政策を推進します。それに対抗して対米戦不可避の意識が日本国内に急速に台頭してきます。
③日本国政府が、日本対世界の戦争、特に日米戦が不可避だとする論調に機敏に対応したのは上の理由からでした。そして最も活発に「日米戦」不可避の論調を宣伝扇動していた団体こそ大本だったのです。
事件の原動力、それを創り出した根源は外でもない大本自身かもしれない。
「災(わざわい))」
特選
・原子力非常事態はまだ続く - 芒野
秀句
・台風の災害超える放射能 - 原子力ガリレオ
・日本の災これぞ安倍晋三 - 落葉
・ニッポンもアベ災難にとりつかれ - ひーちゃん
・わざわいは転じて福としたいもの - さかな
・この国の政治災い引きおこし - 草地
「めざす」
特選
・脱原発めざし8年坐り込む - 乾草
秀句
・学生の目ざす夢消す安倍政治 - 原子力ガリレオ
・核のない世の中目指し座り込む - 芒野
・テントから原発のない世をめざす - 草地
・改憲をめざす一族血の系譜 - 銀杏小僧
・ひたすらにめざす脱原発半世紀 - 落葉