以前の記事で1959年のミス・ユニバースに選ばれた児島明子さんを取り上げたことがありましたが、彼女の父は職業軍人だったようです。しかしそのことは大きく報じられませんでした。戦後に「平和国家」に変身した日本で、旧軍人の娘がミス・ユニバースになったことは隠すべきことでした。
戦前の満州国が「五族協和」の高い理想を掲げながら、その実体は大日本帝国の属国であったのと同様、戦後の日本国も「戦争放棄」を掲げながら、その実体はアメリカ帝国の属国です。ドイツの戦争責任がすべてナチスに押しつけられたのと同様、日本では「すべて陸軍が悪い」ということになりました。
明子さんの父が陸軍だったのか海軍だったのかも気になります。はっきり分かりませんが、おそらく陸軍だったのではないでしょうか。海軍ならばもっと大きく宣伝されただろうと思われるからです。
ロングビーチのミス・ユニバース大会で行われたパレードではアメリカ海軍の水兵が押す山車が使われました。明子さんの山車を押した水兵は日系3世でした。一見馬鹿馬鹿しい行事にも政治や戦争は顔を覗かせます。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m