TSUTAYAに行ったところ、青年コミックのコーナーに能條純一の『昭和天皇物語』があり、興味が出たので読んでみました。現在も連載中で、結構売れているようです。
冒頭はマッカーサー元帥と昭和天皇の会見で、天皇の立派な態度に感銘を受けたマッカーサーがこの人物に興味を持ったという、昔から言われている伝説をベースにしています。戦前は天皇が神でしたが、戦後は天皇とマッカーサー、その後はケネディなどのアメリカ人を並べて神格化し、日本は永久にアメリカに屈従せよと説かれるようになりました。この漫画もその範囲を出るものではありません。
歴史を振り返ると、戦後の日米安保が戦前の日英同盟につながっていることは明らかです。『昭和天皇物語』でも裕仁・エドワード両皇太子の親密さが強調され、大日本帝国と同等か、あるいはそれ以上に大英帝国が賛美されています。この漫画を読む人々は、もう少し深く考えてみてほしいと思いました。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m