タグ:ノンフィクション、エッセイ

数学の発見・発明は、人類の偉大な発見・発明の一つです。「三人の人間」と「三匹の犬」がどちらも「3」という数で表される点で同じだと気づくまで、人類は気が遠くなるほど長い年月がかかりました。
物理学や経済学も数学を言語として使います。「お金」は数学の応用であり、似ても似つかない品物やサービスを数値に還元します。世界や宇宙を理解するのに役立つ面があることは確かです。
それと同時に、数学には世界や宇宙を誤解させる面があることも確かです。「三人の人間」と「三匹の犬」は本来全く異なる現象で、「3」という共通点があるに過ぎません。世界や宇宙に同じものごとは一つも無いという面を忘れるべきではないでしょう。
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貯金が少なくなってきた頃、「福島で除染の仕事をしようか」と考えたことがありました。結局は行きませんでしたが、今の仕事(主に交通誘導)は同じようなことではないかと考えています。
愛知はトヨタのお膝元であり、自動車王国でもあります。昔に比べれば減ったとは言え、交通事故で亡くなる人は多く「交通戦争」の様相を呈しています。「名古屋走り」の言葉通り、乱暴な運転者が多いのも特徴です。
自分で運転しているだけでは気付きませんでしたが、無数の自動車が轟音を響かせて行き交う有り様は恐怖そのものです。このような状態を異常と思わない現代人の感覚はおかしい気がします。
原子力発電も自動車も、現代文明の闇ではないかと思います。
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1948年(昭和23年)から49年にかけて、東大生の山崎晃嗣らが起こした「光クラブ事件」は世間を騒がせました。金融業で一度は大成功したものの、巨額の債務を履行できなくなった山崎は1949年11月24日、青酸カリを飲んで自殺しました。
三島由紀夫はこの事件をモデルにした小説『青の時代』を書いています。また二人は同時期に東大法学部におり、保坂正康は二人が友人だったのではないかと推測しています。三島事件は1970年(昭和45年)11月25日に起きていて、山崎の命日とは一日違いです。
一日違いといえば、『豊饒の海』での飯沼勲と本多透も思い出されます。『奔馬』の飯沼勲は1933年(昭和8年)12月29日に蔵原武介を暗殺して割腹自殺し、『天人五衰』の本多透は1974年(昭和49年)12月28日にメタノールを飲んで自殺を図り、生き延びるも失明します。
三島が何故11月25日に死んだのかは様々な説がありますが、このような解釈も可能かもしれません。
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三島由紀夫は危ういところで徴兵を免除され、20歳で敗戦を迎えましたが、その後ろめたさがずっと残り、三島事件につながったという見方があります。
田中角栄は陸軍の一兵卒として満州に送られ、ノモンハン事件に遭遇しますが、その後「肺炎」を患って除隊・帰国しました。角栄が本当に肺炎にかかっていたかどうか?仮病だったとも言われます。
角栄の場合、戦争を嫌う気持ち、「戦争なんかで殺されてたまるか」という庶民感覚があったように思われます。三島は逆に「戦争で死ぬべきだった」という後ろめたさを覚えました。三島は華々しい戦死に憧れたかもしれませんが、あの大東亜戦争の死者の多くは餓死、戦病死であり、空襲と原爆による無残な死でした。
安倍晋三はどちらでもありません。彼は自分が戦場に出ることは夢にも考えず、戦争を起こして多くの国民を殺すことを望んでいるようです。「一人を殺す者は犯罪者だが、百万人を殺す者は英雄だ」というヒットラーの言葉を信じているのでしょう。
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私の住む地域にはトヨタ自動車という大企業があります。私は昔、この会社がどうも嫌いでスバル車に乗っていましたが、いつの間にかスバルがトヨタの傘下に入ってしまいました。
トヨタに関しては佐高信の『トヨタの正体』という名著もありますが、日本やこの地域で独裁的な権力を持つトヨタを表立って批判することは難しい状況です。
トヨタは昔から軍隊のような体質があります。トヨタに入社することは、アメリカで言えばゼネラル・モーターズのような会社に入るというより、軍隊に入るのと同じだと評したアメリカ人もいます。
トヨタは「カイゼン(改善)」を標榜し、社員は忠実ですが、大きな目標自体を疑うことは決してしません。このような組織は、やがて大日本帝国と同じ運命を辿っても不思議ではないでしょう。
私の疑問はトヨタという会社だけでなく、自動車産業全体にもあります。全員が自動車を所有し、運転免許を持っていなければならないような社会は、本当に正常なのでしょうか。そうかと言って馬車や人力車の時代が良かったとも思えないのですが。
疑問はありますが、私は今日も自動車を運転するでしょう。
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