明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
年賀状など書かなくなって久しいですが、時間の始まりについて考えてみましょう。
現代科学では宇宙はビッグバンという大爆発で138億年ほど前に始まったと考えられていますが、昔の人々は素朴に神話的に考えていました。「宇宙」という言葉は時間と空間を意味し、中国の古代の書『淮南子』に出ていますが、『日本書紀』でも使われています。
『日本書紀』神代の記述は絶対年代は示されていませんが、イザナギとイザナミが国生み・神生みの最後に日神アマテラスと月神ツクヨミを生み、次いで不具の子ヒルコを生みました。ヒルコは三歳になっても脚が立たなかったので、両親はやむなく船に乗せて放流しました。この「三歳」が『日本書紀』で最初に出てくる時間の経過です。日と月の誕生で時間を計れるようになったということでしょう。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
年賀状など書かなくなって久しいですが、時間の始まりについて考えてみましょう。
現代科学では宇宙はビッグバンという大爆発で138億年ほど前に始まったと考えられていますが、昔の人々は素朴に神話的に考えていました。「宇宙」という言葉は時間と空間を意味し、中国の古代の書『淮南子』に出ていますが、『日本書紀』でも使われています。
『日本書紀』神代の記述は絶対年代は示されていませんが、イザナギとイザナミが国生み・神生みの最後に日神アマテラスと月神ツクヨミを生み、次いで不具の子ヒルコを生みました。ヒルコは三歳になっても脚が立たなかったので、両親はやむなく船に乗せて放流しました。この「三歳」が『日本書紀』で最初に出てくる時間の経過です。日と月の誕生で時間を計れるようになったということでしょう。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
コメント
コメント一覧 (16)
大本では、相変わらずとは言わず、相変わりまして宜しくお願いします。
毎晩コメント頂きまして、励みになっております。
先日やっと第1次事件の犯人の特定を聖師がされていたのがわかり、信者にも連絡しました。物語は筋だけ追っていてはダメみたいです。83巻ありますので、これから読み切りたいと思います。
頓首。
capelaurig
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この物語は決して日本のみに偏重したことは述べてない。世界一統的に神示の儘に記述してある。真理は石の如く鉄の如く感情や意志を以て枉ぐることは出来ない。神道も仏教も耶教も時代と地方との関係上、別々の感があるようだが、その最奥を極むれば同一の神様の教えであることを覚り得らるるのである。(第47巻 序文 大正12年1月)
capelaurig
が
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赤顔の守衛があわてて、「コラ待てッ」
「待てと云って不道理な事があるか、俺をどなたと心得て居る、死爵鬼族院偽員(ししゃくきぞくいんぎいん)慾野深蔵(渋沢栄一)という紳士だ」
「コリャコリャ慾野深蔵、ここは冥途だぞ、天の八衢を知らぬか」
「此処はヤッパリ冥途でげすかなア」
「その方は慾野深蔵と云ったな、幼名は渋柿泥右衛門と申さうがな」
「ハイ、ヨク、深い所まで御存じでムいますなア」
「優先株だとか、幽霊株だとか申して、沢山な蕪や大根を、金も出さずに吾物に致しただろう」
「それを致さねば現界に於ては、鬼族院偽員になる事も出来ず、紳士紳商といはれる事も出来ませぬから、娑婆の規則に仍っ止むを得ず優勝劣敗的行動を致しました。私の罪でなく、社会の罪でムいます」
「馬鹿申せ、そんな法律が何時発布されたか」
「法文の裏をくぐるべく仕組まれてあるものですから、うまく切抜ける者が、娑婆の有力者と云う者です、郷に入っては郷に従へですから娑婆では立派な公民、紳士中でも、錚々たる人物でムいます。娑婆は娑婆の法律、霊界
は霊界の法律があるでせう。之から一つ冥土を開拓し勉強して、大地主となって、冥土の一生を送りたい。邪魔して下さるな」と云いながら、関所を突破せむとする。(第47巻 震士震商 大正12年1月)
capelaurig
が
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「約五百の企業を育て、約六百の社会公共事業に関わった『日本資本主義の父』。青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開き『緻密な計算』と『人への誠意』を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた」とある。しかし、霊界物語の慾野深蔵は「地獄道の大門口へ放り込」まれ、「トボトボと慾界地獄を指して進み行」っているのである。肉体人は如何なる偽善者も虚飾も判別するの力なければ、賢者・聖人と看做し、大いに賞揚することは沢山な例がある。現界人は人を見る目がないということである。霊界物語に出て来る名前は「渋柿泥右衛門」で、岩波新書に出て来るのは父親の名で「渋沢市郎右衛門」である。市郎右衛門は渋沢家で代々継ぐ名であり、渋沢栄一の名でもある。
慾野深蔵は自分を「傷死位 窘死等 死爵 鬼族婬偽員 慾野深蔵」と誇っている。「正四位」が傷死位に、また、明治二十五年の「勲四等瑞宝章」が窘死等に、大正九年の「子爵」が死爵に、さらに明治二十三年の「貴族院議員」が鬼族婬偽員にそれぞれぴったり当てはまる。リクルート事件では、未公開株が譲渡されているが、渋沢も優先株を金を出さずに自分のものにしていると霊界物語は言っている。
優先株は、配当利益を優先的に受けることができる株である。明治時代は高配当政策により資本家の資産形成がなされており、株を買う資産のない渋沢は優先株がその手段となる。優先株をただでもらったという霊界物語の説明は筋が通っている。
capelaurig
が
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霊界物語にあるように、個人への多額の貸金を積極的に行っているのも渋沢の資産形成の特徴である。「十円札の印刷」という語句が霊界物語にあるのを見ると、今度、一万円札に渋沢の肖像が用いられることが皮肉のように聞こえる。
〔霊界物語〕『慾にかけたら親子の間でも公事(くじ)を致したり、又人の悪口を針小棒大に吹聴致し、自己の名利栄達を計り、身上を拵(こしら)へた真極道だらう』
公事とは裁判という意味である。渋沢は、家の資産管理のために親子及びその配偶者という身内で定めた約束事により、長男を廃嫡している。廃嫡とは嫡子の相続権を廃することであるが、我が子の幸せよりも家の財産が大事ということである。その欲深さを霊界物語は指摘している。
「極道」とはヤクザである。霊界物語は渋沢を「人の悪口を針小棒大に吹聴し、自己の名利栄達を計って身上を拵(こしら)へた真極道」と酷評している。「青天を衝(つ)くかのように高い志を持ち、人への誠意を武器にする」という世間の評価とは真反対の人物だということである。まさに「肉体人は如何なる偽善者も虚飾も判別するの力なければ」と霊界物語第五十巻にあるとおりである。
capelaurig
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渋沢は、韓国の京釜鉄道株式会社などの取締役に就いている。また、文春文庫では、渋沢は前経営者の人夫虐待に憤慨したとあるが、「殺人鉄道」とあるように渋沢も人夫を虐待しながら敷設工事を行ったのかもしれない。あるいは、鉄道が軍事目的であったことを指して「殺人鉄道」と言っているのかもしれない。
慾野深蔵は「娑婆の規則に依つて止むを得ず優勝劣敗的行動を致し」とか、「社会の組織制度が、さうせなくちやならない様に」など、娑婆世界のせいにしている。法律の内容や精神が「法文の裏をくぐるべく仕組まれて」あり、「之をうまく切抜ける者が、娑婆の有力者と云ふ者」だと開き直っている。聖師が霊界に行かれた時、古今の英雄豪傑などと言われた人々が、実は現界で自愛と世間愛に惑溺し神を認めなかったため、霊界で哀れな姿でいるのを見ておられる。 霊界を見聞したる時、わが記憶に残れる古人又は現代に肉体を有せる英雄豪傑、智者賢者といはるる人々の精霊に会ひ…彼等の総ては自愛と世間愛に在世中惑溺し、自尊心強く且(かつ)神の存在を認めざりし者のみなれば、霊界に在りては実に弱き者、貧しき者、賤しき者として遇せられつつあつた…之を思へば現代に於ける政治家又は智者学者などの身の上を思ふにつけ、実に憐愍(れんびん)の情に堪へない思ひがするのである。
〔第50巻「至善至悪」〕
capelaurig
が
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「金斗(ばか)りを重宝がり、金さへ在りたら神も糞も要(い)るものかと、エライ慢神と取違いを致し…天地を畏れぬ外国魂(だま)の畜生の行方(やりかた)」〔大正六年旧十一月〕
この外国魂(だま)に対比したかのように日本(やまと)魂(だましい)の働きで、ミロク様の世にするとある。
「一輪の日本魂で元の昔へ世を捻直(ねぢなほ)して、ミロク様の世に致す経綸(しぐみ)」
ミロク様の教えはどうか。出口聖師は「皇道経済」の中でこう言われている。
「今の金銀為本(いほん)のやり方…を試みて行き詰まった…何がこの金銀為本に代るべきか。即ち皇道為本・御稜威(みいず)為本・土地為本の政策である」〔「皇道経済我観」昭和九年七月〕
国といふ国は悉くマツソンの経済戦に艱(なや)まされ居り
マツソンとはフリーメーソン。石工職人のギルドに発した秘密結社で、イギリスやアメリカにロッジがある。
「石屋の世界を攪乱(かくらん)しつゝある悪の陰謀(たくみ)」〔大正八年八月〕「彼等の自由平等四海同胞等の標語…我国へ…侵入し」「米国から来た赤三角の業(しわざ)」「メッソンの最後の目的は矢張日本に存(あ)つた」「日本人も…九分九厘の身魂がメッソン化して」〔大正九年一月〕
capelaurig
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「人間は未来の世界のある事が判らねば真の道義を行ふことが出来ぬ」「神幽現三界を通じて善(ぜん)悪(あく)正(せい)邪(じや)勤怠(きんたい)の応報(おうはう)が儼然としてあるものと云ふことを覚らねば人生の本分は何(ど)うしても尽されない」 〔第十九巻霊の礎〕 第五十二巻、文助さんは、最初の臨死体験で大神様に「悪の分子を取り去つて」もらい第三天国へ行かせてもらう。しかし今度は、悪の分子がついたまま中有界に行き、非常に驚いている。
自分が天国に導いたはずの者たちが、中有界で迷っていた。また、彼らの恨みを、自分の夭折した子供たちが受けていた。
「お父さまに騙(だま)された人がやつて来て、彼奴(あいつ)は文助の娘(むすめ)だと睨みます」
両親もまた、罪を償(つぐな)っていた。「お前の為に吾々夫婦は天国の団体から下(おろ)されて、賠償的労働に従事してるのだよ」
自らの誤りで、霊界の家族に苦労をかけていたのを文助さんは知った。 ◇「霊(みたま)を天国に上げるものは大神様よりなく、大神様の聖霊に充された予言者のみ、之をよくする」
◇「今の宣伝使」は「自分が神様の気取りになり、神様の神徳を横領した天賊」
◇「なにほど尊い神の教でも、取次が間違つたならば、信者は迷はざるを得ない」
霊界に行き、身をもって文助さんは「未来の世界」や「善悪正邪勤怠の応報」を知り、真の道義、人生の本分を覚ったに違いない。
帰幽し、「暫(しばら)く中有界に於て修行を致し漸(やうや)く諸天人の教を聞いて心を研(みが)いた文助さんが、第二霊国のエンゼル文治別命(あやはるわけのみこと)となり高姫を諭(さと)すほど、霊(みたま)を向上させている。「早く悔い改めて、この中有界を脱出し、早く天国へ昇つて下さい…生前の交誼(よしみ)に仍(よ)つて、一応御注意の為に」(第五十六巻)
capelaurig
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