甲骨文字は漢字の祖先と言われています。三千年以上前の古代中国の殷の遺跡から獣の肩甲骨や亀の甲羅を焼いて占った記録が残されています。
亀の甲羅を使う占いは現在の日本でも行われており、令和の大嘗祭で稲を献上する地域を定めるために行われたそうです。古代中国との深い繋がりが感じられます。
漢字は不思議な文字で、世界の古代文明で生まれた文字が忘れられてしまった中で滅びることなく使われています。東洋は文字を中心とした文明であり、発音記号のような文字しか持たない西洋の言語学では全く分かりません。
この漢字文明を滅ぼすことなく未来に伝えていきたいものです。
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