以前のブログで初期の天皇の漢風諡号を検討し、第2代綏靖天皇の「綏」が後漢第6代安帝の初期の摂政を務めたトウ綏(トウはトウ小平のトウ)の「綏」、第3代安寧天皇の「安」が安帝の「安」、第4代懿徳天皇の「懿」が後漢第7代少帝の諱であることを指摘しました。第5代孝昭から第8代孝元天皇まで「孝」の字が4代続くのは、前漢・後漢の皇帝の諡号に倣ったと思われます。これを遡ると、初代神武天皇は後漢第4代和帝に対応し、日向3代の最初で天孫降臨の主役ニニギは後漢初代の光武帝に対応します。興味深いのは朝鮮の伝承で、金官加羅の初代とされる首露王が光武帝の時代に亀旨峰に現れたと伝えられることです。
さらに神話時代に遡ると、スサノオは新の王莽に対応し、それ以前の別天つ神5柱・神世7代・天照大神の13代は前漢の皇帝14代にほぼ対応します。『日本書紀』でタカミムスヒノミコトを「高皇産霊尊」と記すのは前漢の高祖、正しくは太祖高皇帝・劉邦を意識しているようです。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
さらに神話時代に遡ると、スサノオは新の王莽に対応し、それ以前の別天つ神5柱・神世7代・天照大神の13代は前漢の皇帝14代にほぼ対応します。『日本書紀』でタカミムスヒノミコトを「高皇産霊尊」と記すのは前漢の高祖、正しくは太祖高皇帝・劉邦を意識しているようです。
お読み頂き、ありがとうございますm(_ _)m
コメント
コメント一覧 (8)
西川氏、外堀埋まり無念の辞任 「ゴーン後改革」道半ば
日産新体制、出足でつまずき 「挽回可能」強気の理由は
社長兼CEO(最高経営責任者)の西川(さいかわ)広人の株価連動型報酬をめぐる不正などに関する社内調査結果が報告されると、社外取締役でレーサーの井原慶子が口火を切った。報酬不正の問題が発覚した西川の求心力の低下や、株主や従業員から届く不安の声などに触れ、こう言った。
「日産の信頼回復を考えると、ここはバトンタッチでもいいのでは」。西川の辞任を迫る提案だった。
日産は6月の定時株主総会の後、業務の執行と監督を明確に分ける指名委員会等設置会社に移行。監督を担う取締役会11人のうち7人を社外取締役が占める。
外国人の社外取締役は、ほぼ全員が井原の意見に賛同した。「日産への風当たりは厳しくなる一方だ」「危機的状況だ。今すぐ結論を出すべきだ」……。早期の辞任論に同調する意見が相次いだ。
capelaurig
が
しました
2009年8月の衆院選は、投票率が69%に達し、民主党が308議席を獲得して圧勝した。しかし、期待は間もなく、失望に変わる。官僚を排除した政治主導は空回りし、米軍普天間飛行場の移設問題で迷走した鳩山内閣は、自身や党幹部の政治資金疑惑もあり、わずか9カ月で崩壊した。
最後はマニフェストになかった消費増税の決断で党分裂に至った。
子ども手当や高校教育の無償化は、形を変えて安倍政権に引き継がれている。事業仕分けは行政事業レビューに衣替えして続く。民主党政権が看板に掲げた「全世代型社会保障」は、発足したばかりの改造内閣の最重要課題ではないか。
一方、核持ち込みなどの日米密約の検証は、自民党政権下では難しく、政権交代あったればこその成果だろう。原発事故の後、エネルギー政策の意思決定に民意を取り込もうと、市民に討論してもらいながら意見の変化をみる「討論型世論調査」を実施し、原発ゼロ政策につなげた。これも自民党政権の発想にはなかったものだ。
民主党の流れをくむ立憲民主党や国民民主党は、かつての政権運営の「遺産」を生かし、自分たちの理念を実現するための政策を磨きあげる必要がある。それこそが巨大与党に対抗する一歩となるはずだ。
capelaurig
が
しました
――そもそもイノベーションとは何でしょう。
「この言葉を定義した経済学者のヨーゼフ・シュンペーターによると、イノベーションとは既存知の組み合わせです。知と知の間の距離が遠いほど、面白いアイデアが生まれる。現在では『ダイバーシティー』と『高学歴』が、新しい技術革新が起きる条件です」
――どういうことですか。
「平成の30年間に、日本の国際競争力は1位から30位に落ちました。評価額が10億ドル以上の未上場企業『ユニコーン』は、世界に380匹いるのに、日本にはたった3匹。米国には200匹弱、中国には100匹弱います。ユニコーンの経営陣はほとんどが多国籍。労働生産性はその国の大学院卒の割合に比例するというデータがあるのですが、日本の大学院進学率は非常に低い。先進国の中では日本は『低学歴社会』なんです」
――かつて日本でも、ソニーやホンダなどイノベーションが生まれた時代もありましたが。
「戦後、公職追放などで上の世代がいなくなり、当時の経営者はみんな若かった。それに米国にGEやGMといったお手本となる企業のモデルがあり、コピーできた。製造業の工場モデルで復興しようとした吉田茂の青写真は正しかったと思います。でも、どんなモデルにも耐用年数があります」
capelaurig
が
しました
7月15日夕、JR札幌駅前。参院選で応援演説をしていた安倍首相に向け、ソーシャルワーカーの男性(31)が「安倍やめろ」「帰れ」と連呼した。直後、男性は複数の警察官に体をつかまれ、後方へ移動させられた。男性が理由を尋ねると「演説を聞いている人の迷惑になる」と説明された。
演説会場周辺は与党支持者らで埋まり、保守団体などが「安倍さんを支持します」と書かれたプラカードを配っていた。「会場の雰囲気にちゅうちょしたが、格差が広がる現状への不満を直接首相に伝えたかった」と男性。「周囲の支持者とトラブルになっていないし、暴れてもいないのに犯罪者のように扱われたのはおかしい」と振り返る。
ヤジをめぐっては、札幌以外でも話題になった。柴山昌彦文部科学相(当時)は8月27日の記者会見で、3日前に埼玉県知事選の自民推薦候補の応援演説をした時の出来事を引き合いに出し、集まった人は候補者や応援弁士の発言を聞きたいはずだとして「大声を出すことは、権利として保障されているとは言えないのではないか」と述べた。
辞書で「ヤジ」と引くと、「第三者が当事者の言動を大勢に聞こえるよう大声で非難しからかうこと」とある。
柴山氏の発言については、SNS上で「表現の自由の侵害だ」と批判があった一方、「ヤジは騒音」「演説を聞きたい聴衆にとって迷惑でしかない」と支持する意見も多かった。
実際、ヤジは攻撃的な文言のくり返しになることが多く、聴衆が不快感を覚える場合も少なくない。ヤジを飛ばす人と演説を聞いている聴衆の権利は、法的にどう整理されているのか。
capelaurig
が
しました