コメント一覧 (14)

1. • 1. 大本柏分苑です。
   • 2021年04月26日 22:44
   • 第1次事件により教団の内外では非常な苦境にあり、流言が飛び交い、そのうえ本宮山の神殿が当局の破却命令によって破壊されつつあった。そのような状況下で、1921年（大正10年）10月綾部並松の松雲閣で、神殿破壊の騒音を身近に聞きながら、口述が開始された。
     霊界物語の発表がいかに急がれ、経綸上において重視された事がうかがわれる。
     大本においては、厳の御魂と瑞の御魂の二大神系があり、そのもとに経緯の神諭が発表されるさだめとなっていた。
     『竜宮館には変性男子の神系と変性女子の神系との、二大系統が歴然として区別されている。変性男子は神政出現の予言、警告を発し、千辛万苦、神示を伝達し、水をもって身魂の洗礼をほどこし、救世主の再生、再臨を待っておられた。』（物語1巻発端）にのべられているように、大本にあっては厳霊と瑞霊との二大教祖によって立教の基本が成り立つとされている。そして厳霊の肉宮であった開祖は1892年から筆先によって、三千世界の立替え立直しの予言警告を発し、1918年にご昇天をむかえたのである。瑞霊の肉宮である王仁三郎は、開祖昇天の後にあっては、開祖の神業をもうけつぐとともに、瑞霊の神業を完成するため、厳瑞二霊の神業をあわせて統一的に遂行する伊都能売の神の神業をくりひろげるのである。開祖在世中の王仁三郎のつとめについては、筆先に次のように示される。『出口は三千世界のこと、世界一さいを知らす役なり』（明治34年）
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2. • • 2. ふぁーとぅーあんたれす
     • 2021年04月27日 04:03
     • >>1
       コメントありがとうございますm(_ _)m
       厳霊、瑞霊とは荒魂、和魂のようなことでしょうか。二人の役割分担が興味深いですね。
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3. • 3. 大本柏分苑です。
   • 2021年04月27日 21:43
   • 『出口は将来のことを知らす役、海潮（王仁三郎）はそれを説いて聞かせて世界を改心させる役じゃぞよ』（明治33年）、つまり開祖は神・幽・顕三界、すなわち三千世界の立替え立直しを知らせる役であって、王仁三郎はその由縁を詳細に解説し、人民に理解させて改心させるのが、その使命とされていた。大本にあっては、他の者が勝手な解釈をする事は、許されなかった。
     もとより瑞霊としての裏の神諭は断続的に発表されてはいたが、それは全体から見ればわずかであり、まとめられたものではなかった。王仁三郎は筆先の真解ということばかりでなく、開祖の期待していた＜みろく＞の教説についても、まだ発表していなかった。それらが発表される時節が、いよいよ近づいてきたとする認識は霊界物語第1巻の発端にある。　『天地剖判の始めより56億7千万年の星霜を経て、いよいよみろく出現のあかつきとなり、みろくの神下生して三界の大革正を成就し、松の世を顕現するため、ここに神柱を建て、苦重滅道を説き、道法礼節を開示し、善をすすめ、悪をこらしめ至仁至愛の教えをしき、至治太平の天則を啓示し、天意のままの善政を天地に拡充したもう時期に近づいて来たのである。』と記されている。
     
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4. • • 4. ふぁーとぅーあんたれす
     • 2021年04月28日 02:30
     • >>3
       コメントありがとうございますm(_ _)m
       56億7千万年という数字は仏教の謎の一つですね。現代の科学では46億年前に地球が誕生したと言われますが、なかなか不思議です。
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5. • 5. 大本柏分苑です。
   • 2021年04月28日 20:54
   • 若手研究者は王仁三郎が戦争を肯定した時期があったとする。＜日本が世界平和の実現者であり、世界一家の再編成の為に満蒙の確保が最初の手がかりである。＞戦争を肯定し国体を賛美した昭和神聖会そのものだ。。日本の支配体制を完全に相対化していない。これに対して、70年史では＜聖師の態度は一貫して戦争の否定と、人類の救済にあった＞とする。禁圧されたところに大本の良さがある。無罪になった事を弁解するのでなく、自信と誇りを持つべきだ。事件によって教団の中の偏狭・閉鎖的が思想が清算され、日本の国も敗戦をへて、はじめて国際性を持った民族国家として門戸が開放された。日本の立替え立直しという信仰的理解（経綸）にもなる。必然説では昭和史をいろどるファシズムの実態と矛盾がはっきりと露呈した。大本の本質は権力の志向する方向とは相容れないものがあり、弾圧で発揮された信仰の光こそ、大本の輝ける伝統がやどされる。
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6. • • 6. ふぁーとぅーあんたれす
     • 2021年04月29日 01:25
     • >>5
       コメントありがとうございますm(_ _)m
       ＜アメリカが世界平和の実現者であり、世界一家の再編成の為に日本の確保が最初の手がかりである。＞これが戦後の日本人の信仰ですが、アメリカの支配体制を相対化していません。
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7. • 7. 大本柏分苑です。
   • 2021年04月29日 21:20
   • 明治政府は人々に根付いてきたシャーマニズムを抑圧し、天皇を神にして人とする国家神道体制を作り上げたがシャーマニズムの系譜を引き継ぐ。モダンな着物の下で、盲目的、神秘的古代シャーマンの衣装は外せず、御託宣でことを専断する習性だった。古事記の解釈でも神意を正しく伝え、神と人、人と人とを機能させるシャマニズムの素朴な形態では、巫女（なお）と審神者（王仁三郎）のコンビによって、本来的シャーマニズムが引き継がれた。国家神道の専制的シャーマニズムに対して、民主的な本来的シャーマニズムによる現代化である。神は権力機構からでなく、私意のない女性の口から出た言葉を、民衆の衆知を結集し審神者が現実世界に一般化する。鋭い良心的霊性を回復する無言の行法がある。低俗な神秘主義を排し、教団の近代化につながる事項である。宗教の根源的なものに訴えることも必要だ。大本の教えは土を大切にする教えである。王仁三郎の言霊学で火水はカミ（神）と読み、土に水をこね、火で焼き上げる陶芸は大本と根源的につながる。王仁三郎の耀盌に縄文土器との共通性が見い出される。
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8. • • 8. ふぁーとぅーあんたれす
     • 2021年04月30日 02:08
     • >>7
       コメントありがとうございますm(_ _)m
       天岩戸では天照大神に対して素朴なアメノウズメが登場します。手塚治虫の『火の鳥・黎明編』はウズメと猿田彦に焦点を当てることで大衆性を得ています。騎馬民族征服説をそのまま出しているのは問題ですが。
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9. • 9. 大本柏分苑です。
   • 2021年04月30日 20:18
   • 谷川徹三によれば、耀盌は桃山時代の茶陶の伝統を受け継いでおり、縄文的原型の系譜に属する。縄文・弥生土器は、仏教渡来以前で民族的感覚・形式意志の表現として日本の美の原型という。縄文土器は多様な形・自由な装飾で暗い不安を秘めた力強さがあり、弥生土器は機能を生かした中に、優しく親しみ深い美しさが特色。縄文的原型が表れた、神楽面、絵馬、歌舞伎看板そして耀盌を加えている。1950年代、縄文土器の不可思議な美観を賞賛した岡本太郎は強烈に宗教的・呪術的意味を帯び、四次元を示しているとした。狩猟生活を営み縄文土器を作った未開な心性は東北地方の鹿踊り、アイヌの熊祭りに通じるという。熊祭りは生々しく古い呪術のしきたりを残し、アイヌの狩猟生活の呪いつまり祭りである。谷川徹三の耀盌論に出て来る縄文的原型、王仁三郎の神代焼とは古代に復帰するのでなく、生命の躍動を意味する。岡本もそれ以上に激しく生き、その表情を芸術に打ち出す我々の行動を要求する。現代人が新しい生きがいを創り上げる手掛かりとする。戦後日本において、縄文文化は日本文化の根底をなし、ヨーロッパ文化の一神説が人類にとって悪い意味を持っていたが、東北・アイヌの精神文明に大きな意味があると新たなナショナリズム言説になる。
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10. • • 10. ふぁーとぅーあんたれす
      • 2021年05月01日 03:34
      • >>9
        コメントありがとうございますm(_ _)m
        大阪万博では進歩と調和がスローガンでしたが、進歩から最も遠い太陽の塔だけが残っているのは面白いことです。
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11. • 11. 大本柏分苑です。
    • 2021年05月01日 19:58
    • 休の秀句
      
      休みたい　みんなの願い　どこへやら　(落葉）
      
      コロナ禍で　毎日毎日　骨休め　（孫じい）
      
      憲法案も　休み休み　出せよスガ　（ふ64）
      
      休みなく　続く反原発の　座り込み　(乾草）
      
      解除後に　少し休んで　再宣言　(柚っ子）
      
      特選　
      
      菅首相　コロナ対策　連休中　(原子力ガリレオ）
      
      情報の秀句
      
      トリチウム　偽情報で　安全に　（孫じい）
      
      情報戦　真実確と（しかと）　見きわめよう　(落葉）
      
      デジタル庁　情報かくし　スパイする　(原子力ガリレオ）
      
      どう学ぶ　フェイクニュースの　見分け方　(乾草）
      
      情報は　一括管理　マイナンバー　(柚っ子）
      
      特選
      
      官邸前　首相に民意を　レクチャーす　（ふ64）
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12. • • 12. ふぁーとぅーあんたれす
      • 2021年05月02日 04:18
      • >>11
        コメントありがとうございますm(_ _)m
        いちばん休むべきオリンピックを休まない狂気。選手村でクラスターが発生するかもしれないのですが。
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13. • 13. 大本柏分苑です。
    • 2021年05月02日 20:47
    • 1970年代の大本の基本理念＜万教同根＞は、1920年代に人類愛善会が掲げた＜諸教同根＞の思想を受け継ぐ。万教同根ならば大本も根に帰らねばならぬ。純粋性つまりみろくの本当の精神が要求される。出直して根源から、新つの世、新つの教団、新つの宗教に帰って出直せということになる。今日生き残っている世界宗教はアジアの土壌に根ざしており、一つに結ばれてゆくのが本来の姿でもある。インドで様々な要素が混淆してヒンズー教が形成される＜ふきだまり＞のように、日本も極東の吹きだまりで多様なものを受け入れ消化する。単なる雑種文化論ではない。世界各地の文化を摂取し生かしてゆく精神である。世界人類をどう調和させるかが、万教同根論になる。ヨーロッパ文化優越に対し、現状を知りアジア民族がもっているものへの自覚を高める。反面教師としてのヨーロッパ像になる。アメリカが日本にモルモット代わりに原爆を投下した事は、彼らのヒューマニズムがいかに根が浅いものかを示す。人間だけでなく、宇宙との調和、汎神論的な神を認めつつ、すべての中に平等な価値を認める教えが必要となる。帝国主義や環境破壊など近代が抱える問題を、西欧の文化と連結し、アジア的な精神文化で乗り越える。
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14. • • 14. ふぁーとぅーあんたれす
      • 2021年05月03日 05:45
      • >>13
        コメントありがとうございますm(_ _)m
        万教同根は当然でしょう。草木は根だけでなく幹（茎）や枝葉もあるわけで、互いの違いも大事だと思います。
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